心療内科では、患者様の相談に乗り、精神的な負担によって現れた心身症の治療を行っています。ストレスには、さまざまなものがあります。たとえば、家庭環境では家庭不和や育児の悩み、職場環境ではハラスメントや仕事量の多さ、やりがい不足といったことがストレスの原因になります。また、金銭面・対人面・身体面でのストレスを抱える方も少なくありません。失恋や離婚、死別といった喪失体験も大きな精神的負担となります。「甘え」や「気の持ちよう」ではどうにもできないこともあるのです。
自分ではそれほど気にしていなくても、実は大きなストレスを受けているケースも多々あります。大きなストレスを放置してしまったため、気づかないうちにうつを発症してしまう方もいらっしゃいます。心の病を放置すると、最悪の場合死に至るケースや、罪を犯してしまったりするケースもあるため、気をつけなければなりません。心療内科は、患者様のさまざまな悩みに親身に向き合う場です。心の病かどうか判断がつかない場合も、どうぞご遠慮なくご相談ください。
心療内科では、医薬品や精神療法を用いた適切な治療が受けられます。医師は患者様の身体に現れる症状を調べ、必要に応じてストレスへの対処方法について考えていきます。
心の病によって強い不安や緊張といった症状に悩まされている方も、抗不安薬によって症状の軽減が可能です。抗不安薬は即効性が期待できるため、一刻も早く苦しい症状を緩和したい方にとって、大変役立ちます。「薬を飲めば大丈夫」という安心感によって、症状が和らいだケースもあります。
心療内科を受診する際、プライバシーが気になるという方もいらっしゃいますが、医療機関ではたとえ家族や勤め先からの問い合わせであっても、本人の同意がない限り質問には答えないと決められています。患者さんの個人情報や受診状況について口外することはありません。
初めて心療内科を受診する際、甘えだと思われないか、プライバシーは守られるのかと不安に感じられる方も多くいらっしゃいますが、心療内科には患者様が安心して診察を受けられる環境が整っています。広島市在住でメンタルについてお悩みの方は、立町クリニックまでご相談ください。