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【広島】心療内科や精神科が扱う症状と初診のタイミング・準備


【広島】心療内科や精神科が扱う症状は?初診のタイミングと持参するものもご紹介

心療内科とは、主に心からくるストレスや心理的な要因によって身体に症状が現れる「心身症」を専門的に扱う診療科です。精神科と扱う病気が似ている部分もありますが、専門とする症状や治療の視点には明確な違いがあります。

こちらでは広島で心療内科または精神科への受診を検討している方へ、心療内科が扱う症状、精神科が扱う症状と治療の進め方、初めて受診する際の不安を和らげるヒントをご紹介します。

広島中心部で診療!広電立町電停徒歩1分の立町クリニック

心療内科や精神科の受診をお考えなら、広電立町電停から徒歩1分の場所にある立町クリニックにご相談ください。的確な診断かつ十分な説明をし、お一人おひとりに合った治療を行っていきます。心療内科・神経科・精神科だけでなく内科の診療も行っており、身体的な不調についても同時に治療いたします。予約制ではありませんが、初診の方のみ予約を受け付けていますので、まずはお気軽にご予約ください。

心療内科が扱うのはどのような症状?

心療内科が扱うのはどのような症状?

心療内科が専門とする「心身症」とは、心理的ストレスが発症や経過に深く関与し、身体の器官や組織に異常が現れる病態です。あくまで身体の病気として捉え、心のケアと並行して進めることが特徴です。

心療内科の対象となる具体的な症状には、以下のようなものが挙げられます。

  • 消化器系の不調:過敏性腸症候群(腹痛を伴う下痢や便秘)、機能性ディスペプシア(慢性的な胃の不調)など
  • 循環器系の不調:本態性高血圧症、不整脈、動悸など
  • 痛みの症状:頭痛、慢性的な腰痛、関節の痛みなど
  • その他の症状:めまい、耳鳴り、慢性疲労、過換気症候群など

これらの症状は内科的な検査で異常が見つからない場合や、ストレスが増すことで悪化する場合が多く、心身両面からの治療が必要となります。

心療内科の治療アプローチと役割

心療内科の治療では、身体の症状を緩和するとともに、ストレスの要因に対処するためのアプローチが用いられます。

薬物療法

身体の不調(痛み、胃腸症状など)を緩和する薬や、症状に伴う不安や不眠を和らげるための薬を使用することがあります。

認知行動療法

ストレスに対する考え方や行動パターンを見直し、心身の緊張を解きほぐすことで症状の改善を目指す心理的な治療法です。

生活指導

規則正しい睡眠や食生活、運動習慣など、症状を悪化させている環境や習慣を改善するための具体的なアドバイスを行います。

心療内科は、患者様の心と身体の状態を総合的に評価し、身体の症状と心の状態、両方にとって最適な治療プランを提案する役割を担っています。

精神科が扱う症状と治療の進め方

精神科が扱う症状と治療の進め方

心療内科が身体の症状を伴う心身症を専門とするのに対し、精神科は心の機能そのものの不調を専門とします。

こちらでは、精神科が扱う主な症状と、具体的な治療の進め方について解説します。

精神科の対象となる主な症状

精神科が専門的に扱うのは、感情、思考、行動、意欲といった精神機能に主たる異常が現れる病気です。

  • 感情や気分の異常:うつ病、双極性障害(躁うつ病)など
  • 不安の異常:パニック障害、社交不安障害、全般性不安障害など
  • 思考の異常:統合失調症など
  • その他の症状:発達障害(ADHDなど)、不眠症、認知症など

これらの症状が原因で、日常生活や社会生活に支障をきたしている場合に、精神科の受診が推奨されます。

精神科で行われる治療

精神科の治療は、主に以下の二つから成り立っています。

薬物療法

脳内の神経伝達物質のバランスを調整することで、症状の改善を目指します。症状に応じて抗うつ薬、抗不安薬、睡眠導入薬などが用いられ、治療計画に基づいて慎重に薬の管理を行います。

精神療法(カウンセリングなど)

医師との対話を通じて、症状の背景にある心理的な問題を探り、問題への対処法や考え方の偏りを修正していく治療法です。患者様の回復力や適応力を高める役割があります。

治療は、患者様の同意のもとで進められ、症状が落ち着いた後も再発予防のための継続的な治療やサポートが行われます。

初めての受診で抱える不安を和らげるヒント

心療内科や精神科への初めての受診には、「何から話せばいいのか」「大げさではないか」といったさまざまな不安が伴うものです。安心して一歩を踏み出すために、適切な受診のタイミングや初診時に持参するものなどについて事前に把握しておきましょう。

適切な診療科の選び方と受診のタイミング

心療内科と精神科のどちらを選ぶべきか迷った際は、ご自身の症状を振り返り、優位な症状で判断します。

心療内科の受診を検討するタイミング

身体の症状(胃痛、頭痛、不眠、動悸など)が続いているにもかかわらず、内科などで検査しても原因が特定できない場合や、ストレスを感じる状況で決まって症状が悪化する場合が該当します。

精神科の受診を検討するタイミング

気分の落ち込みが2週間以上続く、強い不安感や焦燥感で日常生活に支障が出ている、意欲が低下して仕事や学業に集中できない、といった「精神症状」が主である場合です。

どちらの症状も現れている場合は、心療内科・精神科の両方を標榜している医療機関への受診をおすすめします。

初診時の流れと持っていくべきもの

初診時の流れを知っておくことで、受診への不安を大きく和らげることができます。

初診時の一般的な流れ

受付後、問診票に症状や生活状況、既往歴などを記入します。その後、診察室で医師が詳細な聞き取りを行い、症状の原因や背景を詳しく評価します。必要に応じて、血液検査や心理検査などが実施され、診断と治療方針が決定されます。

持っていくべきもの

保険証は必須です。これに加え、過去の治療歴や服用している薬を伝えるために「お薬手帳」や「紹介状(あれば)」、症状を整理したメモなどを持参すると、スムーズに受診を進めることができます。

受診の際は、症状が出始めた時期や、日常生活で困っていることなどを具体的に伝えることが、正確な診断につながります。

【Q&A】心療内科と精神科についての解説

Q1.心療内科が扱う心身症の具体的な症状には何がありますか?
A.心理的ストレスが関与する身体症状で、過敏性腸症候群、機能性ディスペプシアなどの消化器系の不調、本態性高血圧症などの循環器系の不調、頭痛、慢性疲労などが挙げられます。
Q2.精神科で行われる主な治療は何ですか?
A.脳内のバランスを調整する薬物療法と、対話を通じて考え方や行動を修正する精神療法(カウンセリングなど)の二つです。
Q3.初めて心療内科や精神科を受診する際、何を持参すればいいですか?
A.保険証は必須です。加えて、これまでの治療歴や服用中の薬を正確に伝えるためのお薬手帳や、症状を整理したメモなどを持参することをおすすめします。

【広島】心療内科・神経科・精神科の受診をお考えなら立町クリニックへ

院名 立町クリニック
住所 〒730-0032 広島県広島市中区立町2-2立町中央ビル6F
TEL 082-247-6767
FAX 082-247-0555
URL https://tatemachi-clinic.jp
診療科目 内科・心療内科・神経科・精神科・うつ・不眠・禁煙外来・むずむず脚症候群外来・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・ADHD
診療時間 9:00〜12:30
15:30〜18:00
休診 水曜日・土曜日の午後 及び、日曜日・祝日
アクセス 広電、立町電停より徒歩1分。
新生銀行向い八丁堀バス停より徒歩3分。
ビルの1階は、牛丼の「すき家」です。