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ADHDの相談先は病院・クリニックの何科?診療科の探し方と初診の準備


ADHDは病院・クリニックの何科に相談?医療機関の探し方・初診の準備を解説

ADHDとは、不注意、多動性、衝動性といった特性が生活に支障をきたす発達障害の一つです。これらの特性に対する適切な医療を受けるためには、病院・クリニックの何科に相談すれば良いのでしょうか。

こちらでは、ADHDの特性を扱う主な診療科、大人のADHDに対応している医療機関の探し方、初めての受診前に準備しておきたいことについてご紹介します。

ADHDに対応している病院・クリニック探しでお困りなら

広島でADHDに対応している病院・クリニックをお探しなら、立町クリニックにご相談ください。患者様の症状や原因、および背景を詳しくお伺いし、そのうえでご本人の希望を含めた適切な治療法を選択してまいります。日本精神神経学会認定の精神科専門医であり、心療内科・精神科の両方で診療が可能です。ADHDだけでなく、うつや不安などの合併症状についても総合的に医療を提供いたします。広電立町電停から徒歩1分という便利な立地にございますので、まずはお気軽にご来院ください。

ADHDの特性を扱う主な診療科について

ADHDの特性を扱う主な診療科について

ADHDかもしれないと感じたとき、まず疑問に思うのが「何科を受診すべきか」という点です。ADHDの診療は、主に精神医学的な視点から行われます。

こちらでは、ADHDの特性を専門的に扱う主な診療科とその医療における役割について解説します。

大人のADHDを診療するのは「何科」が専門か

成人期のADHDの診療を中心的に担うのは、以下の診療科です。

精神科

ADHDの診断と治療の最も中心となる診療科です。精神科は、ADHDの特性そのものに加え、ADHDに合併しやすいうつ病や不安障害などの精神疾患の診療も専門的に行います。

心療内科

ADHDの特性からくるストレスが原因で、不眠や頭痛、胃の不調といった身体症状が出ている場合に適しています。心身両面からの診療を医療として提供します。

子どものADHDを診療する主な診療科

子どものADHDを診療する場合、主に以下の診療科が役割を担います。

  • 児童精神科:子どもの発達や精神疾患を専門に扱う
  • 小児神経科:発達障害や神経系の疾患を専門に扱う
  • 小児科(発達外来):発達に特化した診療を行う

適切な診療科を選ぶ際のポイント

ADHDの医療は専門性が高いため、病院・クリニックを選ぶ際には「何科」という名称だけでなく、以下の点も確認しましょう。

ADHD専門外来の有無

ADHDを専門外来として設けている病院・クリニックは、豊富な診療実績と専門知識を持っています。

専門医の在籍

精神科専門医など、ADHDの医療に精通した資格を持つ医師が在籍しているかを確認することが重要です。

大人のADHDに対応している医療機関の探し方

大人のADHDに対応している医療機関の探し方

ADHDの診療は、専門的な知識と経験が必要です。何科が適切かを知ることに加え、信頼できる医療機関を見つけることが、適切な治療を受けるための重要なステップとなります。

こちらでは、大人のADHDに対応している病院・クリニックの具体的な探し方と選び方を解説します。

専門性の高い医療機関を選ぶための基準

ADHDの診療における質の高い医療を受けるために、以下の基準で病院・クリニックを選びましょう。

ADHD専門外来やプログラムの有無

大人のADHDを積極的に診療している病院・クリニックは、専用の外来や診療プログラムを設けていることがあります。これにより、ADHDの専門医による診療を受けられる可能性が高まります。

精神科専門医の在籍

院長や担当医が精神科専門医の資格を有しているかを確認することは、その医療機関がADHDを含む精神医療の専門性を備えているかを知るうえで有効な選び方です。

治療方法の多様性

薬物療法だけでなく、生活指導や環境調整、認知行動療法といった多角的な診療アプローチを提供している病院・クリニックは、生活に合わせた柔軟な医療を受けられる可能性があります。

診療実績や口コミ情報などの活用の仕方

実際に病院・クリニックを訪れる前に、公開されている情報を活用することも病院・クリニック選びの準備となります。

ウェブサイトやパンフレットの確認

病院・クリニックのウェブサイトで、ADHDや発達障害に関する診療内容、医師の経歴、診療実績などが具体的に記載されているかを確認しましょう。

アクセスや予約方法の確認

ADHDの診療は継続的な通院が必要なため、公共交通機関の駅から近いか、予約制なのか非予約制なのかといった通院のしやすさも重要な選び方のポイントです。

初めての受診前に準備しておきたいこと

ADHDの診療を受ける際、事前に準備をしておくことで、専門医は患者様の特性や生活上の困難をより正確に把握できます。適切な医療をスムーズに受けるために、以下の準備を整えてから病院・クリニックへ向かいましょう。

診療をスムーズにするための「準備」

ADHDの診療では、現在の症状だけでなく、子どもの頃からの生活状況が重要な情報となります。以下の点を整理しておくと診療がスムーズです。

具体的な困りごとの整理

不注意や衝動性といったADHDの特性が、いつから、どのような生活場面(仕事、家事、人間関係など)で、どの程度困りごとを引き起こしているかを具体的にメモに準備しておきましょう。「集中できない」といった抽象的な表現よりも、「会議で人の話を聞き逃すことが多い」「約束の時間を守れないことが多い」といった具体例が、医療機関での診断や治療に役立ちます。

特性の出現時期

ADHDは発達障害であり、子どもの頃から症状の特性が存在していたことが診断の基準の一つです。幼少期からの生活の様子や、困りごとが目立ち始めた時期を振り返って準備しておきましょう。

過去の医療情報の準備

過去の医療に関する情報は、ADHDの診療において他の疾患の可能性を排除したり、適切な治療を選んだりするための重要な役割を果たします。

お薬手帳

現在服用している薬や、過去に処方され効果がなかった薬などの情報は必ず準備しておきましょう。

母子手帳、通知表など

子どもの頃からの生活の様子や発達の記録が残っている母子手帳や、学校の通知表、卒業アルバムなども、診断の補助情報として役立ちます。

家族からの情報

ADHDの診療では、自己評価だけでなく、家族やパートナーなど、自身の特性をよく知る人からの情報も医療に不可欠な準備となります。

【Q&A】ADHDに対応する診療科についての解説

Q1.大人のADHDの特性を扱う主な診療科は何科ですか?
A.大人のADHDの診療は、主に精神科や心療内科で行われます。特に精神科は、ADHDに合併しやすい精神疾患の診療も専門的に行う役割を担います。
Q2.大人のADHDに対応している病院・クリニックを選ぶ際の基準は何ですか?
A.ADHD専門外来の有無や、精神科専門医などADHDの医療に精通した資格を持つ医師が在籍しているか、また、通院が便利な立地や予約方法であるかといった点を確認して選ぶことが重要です。
Q3.初めての受診前に準備しておくとよいことは何ですか?
A.診療をスムーズにするため、現在の具体的な困りごとやADHDの特性がいつ頃から生活に影響しているかをメモに整理して準備しておきましょう。また、お薬手帳や子どもの頃の記録(母子手帳など)も医療に役立つ情報です。

ADHDについて病院・クリニックの何科に相談すればいいのかお悩みなら

院名 立町クリニック
住所 〒730-0032 広島県広島市中区立町2-2立町中央ビル6F
TEL 082-247-6767
FAX 082-247-0555
URL https://tatemachi-clinic.jp
診療科目 内科・心療内科・神経科・精神科・うつ・不眠・禁煙外来・むずむず脚症候群外来・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・ADHD
診療時間 9:00〜12:30
15:30〜18:00
休診 水曜日・土曜日の午後 及び、日曜日・祝日
アクセス 広電、立町電停より徒歩1分。
新生銀行向い八丁堀バス停より徒歩3分。
ビルの1階は、牛丼の「すき家」です。