「夜なかなか眠りにつけない」「朝早く目が覚めてしまう」「日中、強い眠気に襲われる」など、眠りに関する悩みは日常生活に大きな影響を与えます。睡眠障害は、眠りに関わるさまざまな病気の総称です。その種類は多岐にわたり、適切な治療法を選ぶためには、専門医による正確な診断が欠かせません。
こちらでは広島で睡眠障害にお悩みの方へ、精神科で扱う睡眠障害の種類と特徴、質のよい眠りを取り戻すための治療アプローチ、そして日常生活でできる工夫についてご紹介します。
広島で睡眠障害による眠りの質低下にお悩みであれば、広電立町電停から徒歩1分の場所にある立町クリニックにご相談ください。心療内科・神経科・精神科では、心と身体のアンバランスからくる不調に対応しています。的確な診断と十分な説明を行ったうえで、患者様に合った治療法をご提案いたしますので、まずはお気軽にご来院ください。
一口に睡眠障害といっても、その種類は多岐にわたり、それぞれ特徴が異なります。精神科では、不眠や過眠といった眠りの種類とその背景にある精神的な要因を総合的に診療します。
こちらでは、代表的な睡眠障害の種類と、それが日常生活に与える影響を見ていきましょう。
精神科で扱うことの多い睡眠障害の種類は、主に以下のとおりです。
最も多い種類で、寝つきの悪さ、夜中や朝早く目が覚める症状が継続し、日常生活に支障をきたします。多くはうつ病や不安障害と関連しています。
夜に十分な眠りをとっても、日中に強い眠気が継続する状態です(ナルコレプシーなど)。日常生活への影響が非常に大きい種類です。
眠りのリズムが乱れ、日常生活で活動すべき時間に眠りが来てしまう状態です。
睡眠障害は、日常生活の質を大きく低下させます。
集中力や注意力の低下、イライラ、抑うつ気分といった精神面だけでなく、疲労感や倦怠感といった身体面にも影響が及びます。
睡眠障害の原因が、うつ病や不安障害といった精神的なストレスや疾患にある場合に、睡眠障害と精神疾患の悪循環を断ち切り、心と眠りの両方から治療を行うことで、日常生活への早期回復を目指します。
睡眠障害の治療では、単に眠りを促すだけでなく、日常生活の質の向上も目指します。精神科では、薬物療法と非薬物療法を組み合わせた総合的なアプローチが行われます。
薬物療法は、睡眠障害の症状による心身の負担を軽減する役割を果たします。
不眠の種類(寝つきが悪い、途中で目が覚めるなど)や日常生活への影響に応じて、さまざまな種類の睡眠薬が用いられますが、これは眠りをサポートする対症療法です。
睡眠障害の原因がうつ病や不安障害にある場合、これらの精神疾患を治療することで、二次的な不眠の症状改善を目指します。
薬物療法は専門医の指導のもと、減量や休薬を見据えて慎重に進められます。
睡眠障害の治療では、非薬物療法が非常に重要な役割を果たします。
眠りの質を低下させている日常生活の習慣(生活リズム、寝室環境など)を改善するための指導で、治療の土台となります。
不眠に対する間違った考え方や行動パターンを修正し、眠りを妨げる不安や緊張の悪循環を断ち切ることを目指す治療法です。
精神科での治療に加え、日常生活における工夫は、眠りの質を高め、睡眠障害からの回復をサポートする重要な役割を果たします。
こちらでは、ご自宅で簡単に実践できる、眠りの質を高めるための具体的な工夫をご紹介します。
日常生活の習慣を見直すことは、自然な眠りを促す基本です。
毎朝決まった時間に起床し、日光を浴びて体内時計をリセットすることが、夜の快適な眠りにつながります。
日中の適度な運動や、就寝2~3時間前の入浴(深部体温を下げる工夫)は、眠りを深くします。
カフェイン(コーヒー、緑茶など)には覚醒作用があり、アルコールは一時的に眠りを促しても、夜間の眠りの質を低下させます。就寝前の摂取は控えましょう。
寝室環境を快適に整えることも、眠りの質に影響します。
寝室はできるだけ暗く、静かに保ちましょう。また、就寝前の1時間程度は、スマートフォンやパソコンなどのブルーライトを浴びないようにし、眠りを誘うホルモンの分泌を促すことが大切です。
夏は涼しく、冬は暖かく快適な温度(寝床内温度約33℃)に保ちましょう。吸湿性・放湿性に優れた寝具を選ぶことも、快適な眠りを継続させるために重要です。
「眠りたいのに眠れない」という不安自体を取り除くことも大切です。寝床で考え事やスマートフォン操作などをしないようにし、眠りたくなってから布団に入るよう意識しましょう。20分経っても眠れない場合は一度布団から出て、リラックスできる環境で過ごしてから再度試すことをおすすめします。
| 院名 | 立町クリニック |
|---|---|
| 住所 | 〒730-0032 広島県広島市中区立町2-2立町中央ビル6F |
| TEL | 082-247-6767 |
| FAX | 082-247-0555 |
| URL | https://tatemachi-clinic.jp |
| 診療科目 | 内科・心療内科・神経科・精神科・うつ・不眠・禁煙外来・むずむず脚症候群外来・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・ADHD |
| 診療時間 | 9:00〜12:30 15:30〜18:00 |
| 休診 | 水曜日・土曜日の午後 及び、日曜日・祝日 |
| アクセス | 広電、立町電停より徒歩1分。 新生銀行向い八丁堀バス停より徒歩3分。 ビルの1階は、牛丼の「すき家」です。 |